所長挨拶

ご挨拶

近年の少子高齢化による人口構造の変化が進み、2025年には3人に1人が65歳以上の高齢者となり、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となることから、医療・福祉といった社会保障にどのように取り組んでいくかが国の課題となっています。介護を必要とする方が増えていく一方で介護・医療従事者の人材不足はすでに現実のものとなり、介護従事者の不足による事業廃止という状況も生まれています。
私たちは障がいのある方の生活の場として「わかば療育園」、「松陽寮」を運営していますが、私たちの職場においても人材不足は例外ではなく、看護師や支援員等の不足は深刻な課題となっています。こうしたなかで「どうして人が集まらないのか?」「私たちの仕事に魅力はないのだろうか?」などと自問自答するたびに、「こんなに魅力のある仕事はほかにない!」と感じています。この仕事には他では得られない大きな喜びがある。人と人との絆、人として生まれたことの意味を日々感じることのできる仕事だと考えています。
ある職員が「利用者さんのお世話をして、利用者さんが楽しく生活できるようにと働いてきましたが、実は自分が癒され利用者さんに励まされていることに気づきました。」と話してくれました。私たちは本当にささえ合って生きているということを実感させられました。「助けているつもりが助けられている。」「些細なことに気づき感動を共感できる。」
このような職場が人材不足であることは、もっと私たちがこの仕事の楽しさや素晴らしさを伝え、積極的に世間にアピールしていく必要性があると感じています。
みなさんも、人と人とのつながりを大切に、喜びを共感しませんか。療育支援センターでお待ちしています。共に生き生きと働きましょう!

広島県立障害者療育支援センター
所長 熊野 智(くまの さとる)

「きっかけ」はここにあります。

福祉の職場に興味・関心のあるあなた!この採用ページをご覧いただきありがとうございます。
広島県立障害者療育支援センターは、重度の心身障がい児(者)の生活の場としての入所施設「わかば療育園」と
知的障がいのある方の生活の場としての入所施設「松陽寮」の2つの施設で構成されています。

また、わかば療育園の外来部門では学習障害・注意欠如多動性障害等の発達障害に対しての診断・相談・療育指導を専門として行っています。
「障がいのある方と共に生きる文化を創造し発展させていこう」という理念のもと、様々な職種の職員が協力し合い「明るく」「楽しく」そして
「やりがい」をもって働いています。私たちの仲間となって「人と人とのつながり」を体感し、「喜び」を共感してみませんか。
まずは施設見学に是非お越しください。職員一同お待ちしています。

職場環境

広島県立障害者療育支援センターは、
総勢220名のスタッフが生活の支援を行っています。

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